■にほうジャーナル(H18.1.1号)に掲載されました。■


記事内容〜大腸・肛門Q&A
検診で異常あり(便潜皿陽性)と出たのですが、どのような検査をするのですか? 
現在、「大腸内視鏡検査」が最善で効率的な検査で、ポリープがあればそのまま切除することが可能です。
[大腸内視鏡検査の準備]大腸内視鏡検査の準備で腸管洗浄剤をたくさん飲んで便を出して(腸内の洗浄)きれいにするそうですが、自宅でも可能ですか? 病院でするとしたらトイレのことが心配です。
病院のお近くの方や慣れた人であれば自宅でも可能です。病院でする場合、当院では、使用料無料の、完全にトイレ・テレビを完備し、鍵付きの個室(マイトイレ個室と呼んでいます)を6室、ご用意してありますので、ほかの人に気がねすることなくゆったりと自分のペースで準備することができます。
[大腸がん]も内視鏡で切除することが可能ですか? 
早期の大腸がんのうち約60〜80%は、内福鏡で切除することが可能です。
痔の日帰り手術や一泊二日の手術ではどんな治療をしていますか?
具体的には、[全周性でない痔核][浅い単純な痔エイ] [肛門周囲膿瘍] [裂肛]などに対して施行しています。この一年で約三百人が治療を受けました。
痔核の痛くない治療法はありますか?
当院でよくしているものと言えば、内痔核に注射する「痔核硬化療法」脱出するものは[結紮療法]、全体に脱出するものは[PPH法]といって器械で吊り上げる方法を行っております。 
最近、脱出するような大きな痔核さえも治すような注射薬[ジオン]とはなんですか?
当治療法は、新薬(名称ジオン)を体外に飛び出す内痔核に四段階注射法によって注射する方法です。手術と同程度の治療効果に加え、出血や痛みが少なく、通常の入院手術に比べて経済的なメリットも大きいです。ただし、手術に比べて再発案が高いのが欠点ですし、体にとって毒となるアルミニウムの問題がありますので、慎重な投与か必要と考えております。   
[痔核の根治手術」はどんな方法でやっているのですか? 
[半閉鎖式結紮切除予肛門形成術]を基本としています。
[肛門周囲腫瘍]と診断されて切開を受けたことがありますが、いまだに時々、うみのようなものがでます。【痔エイ】と思いますが治りますか?
完全に治すことが可能です。しかも昔のように括約筋(肛門の筋肉)を切ることなく治癒させることができます。検査として筋肉や痔エイや膿瘍の状態を観察することができる一肛門用超音波検査装置一が必須であり、手術前にこれで確認します。
以前、痔の治療(注射や手術)を受けてから便が出にくく、便が細く、時々切れて血が出てしまいますが、治りますか?
おそらく、肛門の広がりが悪くなったもので、 「肛門狭窄」という病気と思われます。これを治療することは可能です。もちろん、肛門のどの部位がどのくらい狭いのかを正確に判断し、それに適した治療をすることが大切です。
[脱腸(鼠径ヘルニア)]の治療法は?
手術療法が唯一の治療法で、術後の痛みやツッリの少ない人工のクーゲル法を第一選択として施行おります。数日の入院が必要です。 
副院長の由紀先生に聞きたいのですが、[女性専用外来]とは、どんなシステムになっているのですか? 
玄関から別になっており、待合室も受付も診察室もインテリアも構造もそれぞれ違います。基本的に女医が担当し、性差を考えて治療をしていくシステムです。