DrちゅうDrゆきの大腸肛門病ふるこーす

にほうジャーナルに掲載中の投稿記事です。大腸肛門病について分かり易い表現で解説しました。これにより皆さんの理解が深まることができれば幸いです。該当する症状がおありの方はお気軽に当院にご相談下さい。

◆大腸肛門病ってなんだ?(第1回)
◆トイレで出血!どうしよう?(第2回)
◆おしりのなかからイボが!(第3回)
◆痔の治療イコール手術じゃない!(第4回)
◆ある有名スポーツ選手の悩み(第5回)
◆“痔瘻”は不治の病?(第6回)
◆“だっちょう”のおはなし(第7回)
◆なぜ大腸ポリープを切除するのか?(第8回)



DrちゅうとDrゆきの大腸肛門病ふるこーす

大腸肛門病ってなんだ?

 胃腸科や肛門科があるのに大腸肛門科はないよネーと思う人もあるでしょう。しかし、大腸と肛門は密接なつながりがあって、実際にお隣りさんですので大腸肛門病とひとまとめにすることが通常です。今回は痔のお話です。

3人に1人は“ぢ”主!あのナポレオンも・・・

  古代ギリシャ時代の医学の父、ヒポクラテスはその著書のなかで「烙鉄(焼きごて)で焼いて痔を治した」と記しています。またフランスの英雄ナポレオンが、かのワーテルローの戦いで敗れたのは、痔が悪化したせい、という説もあります。“ぢ”と一口にいっても痔にはいろいろな種類があります。痔の代表は痔核(イボ痔)、痔瘻(あな痔)、裂肛(切れ痔)三大疾患です。“血が出るから切れ痔だ”とか“痛いからいぼ痔だ”というわけではなく「コーモンから血が出る、痛い、腫れる」などはこれら3大疾患のすべてに共通する症状です。しかしそれぞれ病気の原因が異なり治療も異なりますのでこれらを区別することが大切です。遥か彼方の時代から現代まで、痔に悩む人は多いにも関らず、痔に対する知識はいまだ不充分で、自分が苦しんでる「痔」がどんな「痔」なのかも知らない人が多いのが現状です。潜在的な痔主を入れると、3人に1人“ぢ”主と推定されており、痔がむし歯に続き「第二の国民病」と言われるゆえんで、痔の知識は大切です。

“ぢ”主こそ人間!?

 ある高名な先輩医師から聞いた話ですが、「痔持ちのウサギをつくる」という難題に挑戦したそうです。ウサギを窮屈な木箱にいれて動かないようにし立たせたたまま2〜3ヶ月、世界初の「いぼ痔ウサギ」の誕生を夢見ましたがいつまでたっても痔ができなかったそうです。人間という動物には“ぢ”主様が多いようですがどうしてなのでしょうか。第一の原因は「直立歩行」です。元来四足動物であった人間が直立歩行によって肛門が心臓より低い位置になったため、肛門の血液の戻りが悪く血液が滞る(うっ滞)ためとする説です。なんと紀元前にヒポクラテスが提唱した説で最近まで最も有力でした。1975年、トンプソンが提唱したのが直腸粘膜のゆるみが原因とする説です。すなわち「人間はトイレでウンチをする」ことから、ウンチをしたいときにすぐできない(動物に我慢なし!)ため便秘になり直腸に負担をかけ直腸がゆるみ痔を発生させるというものです。実際にはこれら二つの説のうち、前説が有力な場合と後説が有力な場合とがあるようです。いずれにせよ、人間は有史以来、痔に苦しんでおり、現代人は様々な環境から、ますます気ままに排便できない状況にあります。痔は、人間が人間として生活する以上、避けられない文明病なのかも知れません。



DrちゅーとDrゆきの大腸肛門病ふるこーす(第2回)

トイレで出血!どうしよう?

 「排便後、便器が真っ赤になっていた」、「紙に血がついていた」、「便に血が混じっていた」なんて経験はおありですか?肛門から出血することを『下血』と言います。「でもあんまり他人に見せたくないし・・・」と不安がつきまといながらも、そのうちトイレでの出血に慣れると、「自分は痔が悪いから・・」と目をつぶってしまいがち。怖い病気のこともあります。他人事のようですが、珍しい話ではありません。

“赤い血は痔で茶色の血は癌!?”

 下血の原因として最も頻度の高いものは、やはり痔の三大疾患である痔核(イボ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔)で、その出血は出口に近いため真っ赤な色をしています。肛門に近い直腸癌や直腸炎でも同じです。また肛門に発生する癌(がん)もあります。これらは痔と思って放置されてしまうことがありご用じ痔んです。

 大腸からの出血の場合は腸液の影響で、出血部位が上部(口側)になるほど真っ赤な色から次第に茶色(褐色)を帯びてきます。ちなみに胃潰瘍などの上部からの出血は胃酸のためタール便といって黒色です。腸炎や大腸憩室症、そして最も怖いのは大腸癌です。つまり、下血の色は、病気の場所によって赤い時もあれば茶色の時もあるということです。

“便潜血(べんせんけつ)って?”

 市町村や人間ドッグで便潜血検査をおこなって陽性、「大腸の精密検査が必要!えっ、大変だ!」という方もおられるでしょう。便潜血検査とは便の中の目に見えない出血の有無を調べる検査のことです。陽性の人の3%に癌が発見されます。これはとても高い確率です。逆に進行癌の人の80%、早期癌の50%が陽性になります。では、“ぢぬし”(痔主:痔持ちの人:前月号参照)の場合はどうでしょうか?痔主の陽性率は5%、痔主でない人は4%とほとんど差がありません。痔があるからといって、癌がないわけではなく放置してはいけません。従って便潜血検査で陽性と判定された方は大腸肛門の精密検査が必要で、専門医を受診して必ず肛門の診察と大腸の検査を受けましょう。大腸癌の早期発見・早期治療のためにも、目に見える出血を起こす以前にこれを発見しなければなりません。

“大腸癌をみのがす確率は?”

 ところで便潜血検査でみのがす率(偽陰性率)は早期大腸癌で50%、進行大腸癌で20%と決して少ない数字とはいえません。ご注意を!それでは今月はこれでおしまい。



DrちゅーとDrゆきの大腸肛門病ふるこーす(第3回)

おしりのなかからイボが!

 イボが出てくるのはイボ痔で間違いありません。しかし、これを医学的に正確にいえる人は意外と少ないものです。イボ痔はいろいろな種類があってこれを確実に分類していかなければいけません。なぜなら原因が全く異なり、従ってこの原因を取り除く治療法が全く異なるからです。

 肛門からイボがでるという症状を呈す場合は

1.内痔核 2.外痔核 3.内外痔核 4.外内痔核 

5.これらの特殊系として嵌頓痔核と血栓性外痔核

6.直腸粘膜脱 7.肛門ポリープ 8.皮膚痔 9.直腸脱 10.コンジローム

などがあります。1〜4はほとんど「おなじやないとー」は博多弁、「おなじっちゃ」は大分弁、「おなじだろー」は札幌弁、と言いますがこの方言以上に全く違います。専門家の医師たちはこれらを確実に識別していき、そして治療法を変えていきます。

 ある日突然やってきた!!

 朝起きたら、おしりが腫れてずきずき痛い、「もしや、なにか悪いものでも?ガーン!がん?」。この場合、がんということはまずめったにありえません。ときに狭窄をきたした肛門管がんによって切れ痔になり突然痛むことがあります。最近、福岡県のある人がこの症状で来院されました。ある病院から痔の薬を処方されて治らず患者様の紹介でやってきたのです。しかしこの例は極めてまれで、普通突然のお尻の痛みは血栓性外痔核、嵌頓痔核、肛門周囲膿瘍などが考えられます。

「血栓性(けっせんせい)外痔核」

 肛門の出口に近い外痔核のなかで出血血豆ができ腫れて痛くなります。たいていは適切な薬で治りますが、大きいものや繰り返すものは切開して切除します。

「かんとん痔核」

 内痔核および外痔核の両方が腫れた状態で脱出し、肛門の中に戻らなくなった状態をいいます。薬によってかなりよくなるものもありますがほおっておいて大切な肛門上皮が腐ってしまうこともあります。腐りかけた場合はすぐに炎症をひかせる処置が必要です。肛門は便があってもガスだけを出せる、というぐらい高度な機能を持っていますので大切にしなければなりません。

「肛門周囲膿瘍」

 肛門の中に小さな穴があってそこからばい菌が入り、膿がたまった状態で徐々に痛み出現してきます。多くの人が誤っているのですがこれは、けっして切開するだけでは治りませんし、100万円の薬や中国秘伝の薬を使っても絶対に治りません。勿論、インチキ博士の薦める初回無料お試し商品も無効です。手術してきちんと穴を閉じなければいけません。しかも肛門を閉めている括約筋という筋肉を切らずに治さなければ、歳をとってから便がもれるという悲しい状態になることがあります。注!肛門周囲膿瘍の特殊系で「フルニエ症候群」があり、化膿がひどく筋膜まで腐った状態で、死亡することもありこれは一刻を争います。これを外来で見ると背筋が寒くなってしまいます。それではまた次回!(忠)



DrちゅーとDrゆきの大腸肛門病ふるこーす(第4回)

痔の治療イコール手術じゃない!!

 痔の治療ほどバリエーションがある病気は少ないと思います。また医師によっても大きく異なります。痔なんぞ軟膏でもつけておけ、という医者もいますし、痔イコールPPH(特殊な手術のひとつ)だという医者もいます。がんのような悪性(一部悪性のものもありますが)のものであれば100人の医者がいれば100人が文句なく手術を勧めます。しかし痔は良性のものであり、患者様本人の困り方で治療法が決まるからです。従って、常にオプションとして1人の痔につき複数の治療法とそのかかる日数、費用を含めて提案しています。薬物療法や手術療法はよく耳にするでしょうから、今回は大腸肛門科で行なわれている痛みのない特有の治療法、とくに外来処置をお話します。

痔核硬化療法(注射)

 内痔核に対して最も効果的な方法がこれです。お尻に注射は痛くて涙が出るぞ、と思われる方がいるかもしれません。昔はいろいろな薬剤が使われ腐らせて痔核を落とす、などという危ない治療法がありましたが、現代ではれっきとした薬品がありますし、腐らせるわけではありません。痔核の周りの組織に注射をすることで痔核を固める方法です。注射といっても全く知覚神経のない部分に注射しますので、処置中も全く痛みを感じませんし、その後の痛みもありません。外来でものの数分で終わります。その効果は絶大ですが、外痔核などには全く効きませんし痛くてたまりません。従って効果のある痔なのか見極めることが大切です。

 マックギブ二−(痔核結紮療法)

 これは肛門から脱出するような内痔核に最も効果的な方法です。特殊な器械を使って(マックギブニー)内痔核の根元にゴムをかけて腐らせて落とす方法です。これも知覚のない直腸粘膜の部分で処置をしますので痛みは全くありません。外来治療で数分もかかりません。

上皮温存痔核根治法

 これは4年前、考案した方法で痛みのある肛門上皮の部分をさわらずに内痔核と外痔核を切除する方法です。これは手術ですので麻酔が必要になりますが痛みは通常の手術に比べて格段に少ないのが特徴です。



DrちゅーとDrゆきの大腸肛門病ふるこーす(第5回)

ある有名スポーツ選手の悩み

 かつて札幌である有名なスポーツ選手(札幌ですからどんなスポーツかは想像がつきますネ)が外来に受診しました。排便のたびに痛むのだそうです。お尻を拝見してみると、さすがほれぼれするような筋肉を持っています。しかし、肛門の皮(肛門上皮)までは鍛えられておらず、普通の強さです。従って排便のとき、この強い筋肉に囲まれた肛門のしまりに並(?!)の上皮が耐えられなくなり切れる事がわかりました。

裂肛(きれ痔)の原因は?

 切れ痔の原因に最も多いのが、固い便の排出、すなわち便秘が原因です。硬い便が肛門上の最も圧がかかる部分に物理的に無理がかかり切れるのです。肛門の上皮と肛門の周りの筋肉(括約筋)の強さがアンバランスな状態であるということです。すなわち肛門上皮が弱い場合もあるし(脆弱性裂肛といいます)、肛門の周りの筋肉が強い場合(狭窄性裂肛)もあります。

裂肛の特殊型

いぼ痔や肛門ポリープの脱出によってその根元の部分が引っ張られることによって切れる(脱出性裂肛)こともあります。

裂肛の悪循環

 硬い便⇒切れる(急性裂肛)⇒括約筋のけいれん(肛門がヒクヒク)⇒痛み⇒便を我慢する⇒硬い便(裂肛サイクルと名称します)、ということが繰り返され次第に、裂肛の部分が深い潰瘍となりこの部分が縮まり、肛門狭窄⇒慢性裂肛という状態に陥ります。従って、どこかでこのサイクルを断ち切ってやらなければいけません。

裂肛の治療法

 急性裂肛であれば、上記の裂肛サイクルを断ち切るような薬物療法が主体です。ただしよく再発します。慢性裂肛で肛門狭窄になっている場合は手術療法が必要です。

内括約筋側方切開術

 肛門の周りの括約筋を特殊なメスで少しだけ削る方法です。これは極めて簡単で効果はなかなか、手術時間も30秒程度、入院も1〜2日程度です。世界的にも最も多い手術です。

皮膚弁移動術

 これはよく切れる部分や硬い瘢痕(切れ痔によるケロイドのようなもの)を切除し、皮膚で覆うと同時に移植した皮膚の分だけ肛門を広げるという特殊技です。これは難易度が高い手術ですが、その効果は高く、この方法でしか治せない肛門、重度の肛門狭窄や以前何らかの治療による肛門狭窄などがあります。



DrちゅーとDrゆきの大腸肛門病ふるこーす(第6回)

“痔瘻”は不治の病?

 ある人が熱を出し、肛門周囲の痛みと膿が出ることを訴えてやってきました。これまで何度も繰り返しており、そのたびに膿を出していたそうで、これは治らない病気と思っていたそうです。

“痔瘻(ぢろう)”ってなんだろう

 痔瘻は肛門の近くにできる膿の管です。これができる前には直腸肛門周囲膿瘍(のうよう)といって、肛門と直腸の境にある凹みの部分にばい菌が入り、穴があいて(原発口)膿がたまった状態です。これが外に出てきて管の状態に治った状態で痔瘻です。

痔瘻の型って?

 痔瘻の膿の管は、あるルールをもって道を作っていくのが普通です。その型は大きく?型、?型、?型、?型に分かれ、さらに細かく分類されます。これはなれた専門家であればほぼ指診だけで識別できます(約95%)。最近では肛門エコー(超音波検査装置)という特殊な器械が先進国を中心に使われています。日本でも徐々に認知されてきましたし、保険の適応もされております。この器械のおかげで直腸肛門周囲の膿の管がはっきり識別できるようになりました。

痔瘻の治療方法

 痔瘻はいくら膿を出しても一時的に炎症がとれ痛みがなくなるだけで、原因となる穴(原発口)を切除しなければ治りません。また自然におさまるということもありません。従って、手術だけがその根治的な治療方法です。また、その手術方法もそれぞれの型やその発生場所によって違いますし、大切な肛門を閉める筋肉を損傷しては大事になりかねないので、その型式を識別するのが大切です。

痔瘻のがん化ってあるのでしょうか。

 24例の経験があります。いずれの人も長期の痔瘻の既往がありました。従って、痔瘻を見つけたときが手術のいい機会ということです。

当院のキャラクターの名前は?

 ちなみに当院で使われているかわいいキャラクターの一人が“じろう君”です。宜しくお願いします。



DrちゅーとDrゆきの大腸肛門病ふるこーす(第7回)

“だっちょう”のおはなし

 脱腸、医学用語で言えばヘルニアのことです。人間の身体の中である組織から逸脱してしまった状態をヘルニアといいます。ちなみに背骨(椎骨)の間のは椎間板ヘルニアといいます。同様にお腹の壁のうち、腹膜(お腹の内側の皮)を伴って内臓が飛び出てくるもの、特に足の付け根の部分に多く起こりこれを鼠径(そけい)ヘルニアといいます。

病気の症状

 立ったり泣いたりすると余計に出てきますが、通常はそのほかには症状はないことが多いです。ただしでたままで戻らない状態になったときはすぐに病院に行く必要があります。このような場合ヘルニアの部分は固く、痛みを伴った状態でかんとんと言います。

大人と子供では原因が違う

 子供の場合は母親の胎内にいるとき、こうがんが腹の中から下へ移動するために出来たトンネルがあり、(女性の場合は子宮を支える靭帯)通常は生まれた時にはこれは閉じています。ところがこれが閉じない人の場合、袋の中に腸が出てきてヘルニアになります。これがこともに多いヘルニアの原因です。大人のヘルニアは足の付け根の筋肉が長年使われて弱くなったためにおきます。

治療法

 薬では治りません。ヘルニアバンドも全く効き目なしで、手術しかありません。原因から考えても子供と大人では治療法が異なります。子供の場合、全身麻酔で1泊2日の入院、その袋を切除するだけでおしましです。大人の場合、下半身麻酔(腰椎麻酔)で、袋を切除し筋肉の補強が必要です。最近ではその方法もいろいろあり痛みやツッパリの少ない方法が主流になっており、術後もずいぶんと楽になりました。



DrちゅーとDrゆきの大腸肛門病ふるこーす(第8回)

なぜ大腸ポリープを切除するのか?

 大腸がんはその約80%は大腸ポリープ(腺腫)から発生することがわかっております。我々の研究でポリープを摘除した6,715名の長期追跡調査の結果、約80%のがん予防効果があることがわかりました。従って大腸ポリープや大腸がんの予防として確たる方法がない現在のところ大腸ポリープの切除が最大の効果をあげる(2次予防といいます)と考えられています。

大きな大腸ポリープがあって手術が必要?

 手術が必要か、内視鏡で切除することが可能かは、大きさだけでは判断できません。両性のポリープである限りほとんどの場合、内視鏡で切除することが可能です(例外もあります)。しかし、一部に悪性の細胞が存在していると判明し、かつ病変が深く(粘膜の下まで)浸潤しており内視鏡で切除しても意味がない(治らない;すなわりリンパ節転移の可能性がある)と判断された場合、手術の適応になります。

拡大内視鏡とは?

 ほとんどのがんは普通の内視鏡検査でおよそのことがわかります。しかし微妙な深さのがんの場合、その表面を内視鏡下に染色し、表面構造を観察することで診察に役立つことがわかっております。

腹腔鏡(ふくくうきょう)下手術とは?

 このような進行度の低い大腸がんは、ほとんどの場合、腹腔鏡で手術することが可能です。全身麻酔でお腹に穴をあけてカメラ(腹腔鏡)を挿入し手術をします。当然、リンパ節ごと大腸を切除することが可能です。

子供にポリープが発生するのか?

 若年性ポリープがあり4〜5才で大きくなり排便とともに出血します。ときに切れ痔と診断してしまうことがあります。切れ痔の治療でも改善しない出血の場合、小児用の内視鏡を使って大腸を診ます。当院でのこの6ヶ月で2例の若年性ポリープを発見し内視鏡で切除しました。勿論、全身麻酔がときに必要になります。

胃のポリープと大腸ポリープは関係があるのか?

 我々のデータでは大腸ポリープの数が多いほど胃のポリープの発生率が高いことがわかっております。しかし、胃のポリープはほとんどの場合、過形成性ポリープといってがん化することがありませんのでほとんど治療の適応にはなりません。

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