にほうジャーナル 2008年10月1日掲載 Q&A

にほうジャーナルで行ったQ&Aです。これにより皆さんの理解が深まることができれば幸いです。

【にほうジャーナル 10月1日掲載 Q&A】
Q.健康診断の検便で異常あり【便潜血+】と出たのですが、どのような検査をするのですか?
A.現在、大腸内視鏡検査が最善で効率的な検査と思います。外来検査で可能です。

Q.大腸ポリープの切除方法を教えてください?
A.その大きさ、形によって異なります。大きく分けて、ポリペクトミーと粘膜切除術の二通りがあります。

Q.大腸がんも内視鏡で切除することが可能ですか?
A.リンパ節転移の可能性のない早期の大腸がんであれば、ほとんどの場合、内視鏡で切除することが可能です。リンパ節転移の可能性は、なれた医師であればほぼ診断可能です。

Q.ときどき排便時に出血することがあるのですが、どのような病気が考えられますか?
A.何と言っても一番恐いのは悪性腫瘍(がん)です。他に大腸ポリープ、炎症性腸疾患や内痔核、裂肛などの肛門疾患です。黒色の便が出ている場合には、胃十二指腸潰瘍などの上部消化管の病気も疑われることもあります。

Q.突然、血便(排便時の出血)がはじったのですが、どのような病気が考えられますか?
A.大腸憩室症(大腸にできた小さな袋)からの出血や虚血性腸炎、出血性腸炎、内痔核などが多く、いずれにしろ内視鏡で止血(出血を止める)などすばやい対応が必要です。

Q.最近、脱出するような大きな痔核さえも切らないで治すような注射薬【ジオン】とは何ですか?
A.当治療法は、硫酸アルミニウムカリウムとタンニン酸を主成分とした薬を対外に飛び出す内痔核に四段階注射法によって注射する方法です。手術と同程度の治療効果に加え、出血や痛みが少なく、通常の入院手術に比べて経済的なメリットも大きいです。但し、手術に比べて再発率が高いのが欠点ですが、その効果は絶大です。




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