健康相談Q&A

月刊ぷらざに掲載中の健康相談についてQ&Aです。
これにより皆さんの理解が深まることができれば幸いです。

【ぷらざ2011年6月号「健康相談Q&A」】
Q.健康診断の検便で異常あり(便潜血+)と出たのですが、どのような検査をするのですか?
大腸内視鏡検査が有用で効率的な検査と思います。

Q.鼻から挿入する胃カメラ(経鼻内視鏡)がたいへん楽であると聞いたのですが。
鼻から挿入すると内視鏡が喉で曲がらず、「オエッ!」となりにくいために、患者さんの負担が少なくとされています。当院では、昨年2月より先端部外径4.9mmの内視鏡を導入しております。しかし、鼻からの挿入に違和感がある人もいますので、口から挿入するものでも従来の半分くらいの太さの先端部外径5.0mmのものもあります。
Q.大腸ポリープの切除方法について教えてください。
大きさ、形によって異なります。
大きく分けて、ポリペクトミーと粘膜切除術の2通りがあります。
Q.大腸癌も内視鏡で切除することが可能ですか。
リンパ節転移の可能性のない早期の大腸癌であれば、内視鏡で切除することが可能です。
Q.大腸癌の治療法はどうなっていますか。
内視鏡で切除できるものは内視鏡で、それ以上のものは基本的に腹腔鏡で切除しています。いずれにしても根治性と安全性を第一に考えております。
Q.便がだんだんと細くなり出にくく、ときどき肛門が切れるように(きれ痔:裂肛)
なりましたが、治りますか?
肛門の広がりが悪くなったもので肛門狭窄という病気と推察されます。
肛門のどの部位がどれくらい狭いのかを正確に判断し、それに適した治療をすることが大切です。よく用いられる方法としては、皮膚弁移動術といって、狭くなった部分を切開し広げて皮膚をつなげ、肛門を広がりやすくするもので、これによって排便の障害は劇的に改善します。
Q.痔核(いぼ痔)の痛くない治療法はありますか。
当院でよく行なっているものでは、内痔核に注射するアルタ療法、全体に脱出する痔核に対しては、PPH法という器械で吊り上げる方法を行なっております。
Q.痔核の根治手術はどんな方法でやっているのですか。
PPH法または半閉鎖式結紮切除法を基本としています。
Q.肛門周囲膿瘍と診断されて切開を受けたことがあり、いまだに時々うみのようなものが出ます。痔瘻と思いますが治りますか。
完全に治すことが可能です。
しかも昔のように括約筋(肛門の筋肉)を切ることなく治癒させることができます。



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