肛門疾患の治療方針Treatment policy
治療方針は、快適な排便を目指すことです。
痔核の切り方一つにも当院の特徴があります。
イボ痔を丸ごと切除すればその皮まで失いますが、病巣はイボの中の静脈瘤や誤った組織であってそれを包む上皮に問題はありません。
伸び縮みする働きがある重要な肛門にわずかでも上皮を取るとは機能的にリスクを生みます。
手間のかかる細かい手術でも上皮を残す手術が行われるのは、肛門本来の機能をなるべく失わずに、早い回復を目指すことを最優先にしているからで、術後の見た目や美しさにも充分に配慮した術式です。
三大肛門疾患
坂田医院 坂田寛人先生より